仕事の前に朝湯へ行きたい日もあれば、夜遅くに一日を締めたい日もあります。けれど日帰り温泉は、行きたい時間に開いているとは限りません。閉館時間を調べて諦めた経験がある方もいるでしょう。
- 出勤前に朝湯へ入りたい
- 仕事帰りの夜遅くに寄りたい
- 休日に山の湯まで足を延ばしたい
- 安く何度も通える湯を探している

松本なら、朝でも夜でも入れる湯がありますか。

あります。朝6時半から深夜0時まで、どこかしら開いています。
松本の日帰り温泉は早朝から深夜まで、時間帯を選ばずに入れる施設がそろっています。美ヶ原の白糸の湯は朝6時半に開き、浅間温泉のホットプラザ浅間は夜0時まで営業しているのです。
この記事では実際に入った10か所を、エリアごとに紹介します。料金と営業時間は公式情報で確認しました。最後に時間帯別の早見表もまとめてあります。宿泊を考えている方は、松本の宿選びをまとめた別の記事もあわせてご覧ください。
松本が日帰り温泉向きな理由

松本は城下町の印象が強い街ですが、日帰り温泉の選択肢も驚くほど豊富です。市街地から車で十数分の浅間温泉から、北アルプスの麓の白骨温泉まで、同じ市内に性格の違う湯が並んでいます。営業時間の幅も広く、朝湯にも夜の締めにも使えます。料金は400円から用意されているため、気軽に通えるのも魅力でしょう。まずは松本が日帰りに向いている理由を三つ挙げておきます。読み終えるころには、次にどの湯へ向かうか決まっているはずです。
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Yahoo!トラベルで松本の一人旅の宿を探す早朝から深夜まで選べる営業時間
美ヶ原温泉の白糸の湯は、4月から9月は朝6時30分、10月から3月は朝7時に開きます。出勤前に入ることもできる時間です。
一方でホットプラザ浅間と湯の華銭湯 瑞祥は深夜0時まで営業しています。仕事帰りに寄っても十分に間に合うでしょう。
朝から夜まで、どの時間帯でもどこかが開いている。これが松本の日帰り温泉のいちばんの強みです。
市街地から山あいまで広がる湯
浅間温泉は松本の市街地から車で十数分の距離にあります。城下町の観光と組み合わせやすい立地です。
市の西側には白骨温泉や乗鞍高原が広がり、同じ松本市内とは思えないほど山深い景色になります。平成の合併で、これらの山の湯も松本市に含まれるようになりました。
400円から入れる価格帯
最も安いのは白糸の湯と扉温泉の桧の湯で、どちらも大人400円です。最も高い泡の湯でも1000円に収まります。
- 白糸の湯と桧の湯は400円
- 竜島温泉は620円
- 白骨の公共野天風呂は700円
- ホットプラザ浅間は750円
- 瑞祥と湯けむり館は800円
- 枇杷の湯とおぶ〜は900円
- 泡の湯は1000円
安い湯を普段使いに、少し高い湯をご褒美に。財布の具合で行き先を選び分けられます。
浅間温泉と市街地の四つの湯

まずは市街地から近い四つの湯です。浅間温泉には歴史ある湯とゆったり過ごせる施設があり、市街地には岩盤浴などを備えた新しいタイプの施設もあります。四つのうち三つが夜11時以降まで開いており、仕事帰りに使いやすいのが特徴です。料金は750円から1000円ほど。休館日がそれぞれ違うため、曜日だけは確認してから向かってください。城下町の観光とも組み合わせやすい場所ばかりです。
深夜0時まで開くホットプラザ浅間
ホットプラザ浅間は浅間温泉の中にある日帰り施設です。営業は朝10時から深夜0時まで、入館は23時までとなっています。
露天風呂と広い大浴場があり、夜遅くでも落ち着いて湯につかれます。入浴料は大人750円、定休日は火曜日です。
回数券は10枚で6750円なので、通うつもりなら割安になります。
松本城主の湯殿だった枇杷の湯
湯々庵 枇杷の湯は、公式サイトによれば松本城主の湯殿として400年の歴史を持つ施設です。泉質は無色透明の弱アルカリ性単純泉です。
入浴料は2025年10月に改定され、現在は大人900円になりました。旅行サイトには800円のまま載っている場合があるため注意してください。
- 大人900円と子ども500円
- 営業は9時から21時
- 最終入館は20時
- 休館は月曜日(祝日なら翌日)
野天風呂と大浴場のほか、貸し切りの野天風呂も用意されています。歴史を感じる建物で、ゆっくり過ごしたい日に向いた一軒でした。
岩盤浴もある林檎の湯屋おぶ〜
林檎の湯屋おぶ〜は松本市石芝にある施設です。営業は朝9時から夜11時まで、最終入場は22時30分となっています。
館内風呂と露天風呂に加えて、電気風呂やサウナ、岩盤温浴までそろっています。女性限定のよもぎ蒸しもありました。
入浴料は大人が平日900円、土日祝は1000円です。タオルセットは400円で借りられます。
インター近くの湯の華銭湯 瑞祥
湯の華銭湯 瑞祥 松本館は松本インターの近くにあります。営業は朝9時30分から深夜0時まで、最終受付は23時20分です。
入浴料は大人800円で、繁忙期は900円に上がります。以前あった朝風呂営業は終了しているため、早朝には入れません。
休館日は原則として毎月第3火曜日です。湯は上山田温泉から運んで使っていると紹介されています。
市街地から近い山あいの湯

市街地から少し車を走らせるだけで、山あいの静かな湯にたどり着けます。この三つのうち二つは大人400円で入れる、この記事でもっとも安い湯です。美ヶ原温泉は市街地のすぐ東、扉温泉はさらに山を登った先、竜島温泉は市の西側にあります。観光地の喧騒から離れて、湯だけに向き合いたい日に向いています。三つとも実際に入って、それぞれの良さを感じた場所でした。
朝から入れる美ヶ原の白糸の湯
白糸の湯は美ヶ原温泉にある日帰り施設で、ふれあい山辺館に併設されています。美ヶ原温泉で唯一の日帰り入浴施設です。
開館は4月から9月が朝6時30分、10月から3月は朝7時です。松本でいちばん早く入れる湯で、閉館は夜10時まで。受付は21時30分までとなっています。
入浴料は大人400円。休館日は第1と第3の火曜日です。湯は無色透明の弱アルカリ性単純泉で、肌あたりのやわらかい湯でした。
源泉かけ流しの扉温泉 桧の湯
桧の湯は扉温泉にある日帰り施設です。松本市街から車で30分ほど、山道を登った先にあります。
湯は加温も加水もしない源泉かけ流しで、入浴料は大人400円です。営業は10時から19時まで、12月から2月は18時30分までとなります。
シャンプーと石けんは置いていないため、持参するか入口で購入してください。静かな山の湯を安く味わえる、貴重な一軒でした。
梓川沿いの竜島温泉せせらぎの湯
竜島温泉せせらぎの湯は松本市波田にあります。市の西側、上高地や乗鞍へ向かう道の途中です。
泉質はアルカリ性単純泉で美肌つるつる効果抜群です。山の湯へ向かう前後に立ち寄りやすい位置にあるのが便利でした。
- 大人620円
- 営業は10時から22時
- 入館締切は21時
- 休館は月曜日(祝日なら翌火曜)
白骨と乗鞍の山の湯

松本市の西の端、北アルプスの麓には白骨温泉と乗鞍高原があります。市街地から車で1時間ほどかかりますが、そのぶん山の湯らしい景色と湯の質が待っています。ただし季節営業や短い営業時間の施設があり、行き当たりばったりでは入れません。時間と季節を確認してから向かうのが鉄則です。特に冬は白骨の公共野天風呂が閉まるので注意してください。三つとも実際に訪れ、事前確認の大切さを実感した場所でした。
季節営業の白骨温泉公共野天風呂
白骨温泉の公共野天風呂は季節営業です。2026年は4月25日に開き、11月25日から冬季閉鎖となります。
営業は平日が10時から16時、土日祝が9時から17時です。夕方には閉まるため、午後遅くに着くと入れません。定休日は木曜日で、入浴料は大人700円となっています。
松本インターから車で約50分、電車なら新島々駅からバスで60分ほどです。
昼の3時間だけ入れる泡の湯
泡の湯は白骨温泉の旅館で、日帰り入浴も受け付けています。ただし時間は10時30分から13時30分まで、14時には閉場します。
日帰りで入れるのは昼の3時間だけです。入浴料は大人1000円で、この記事でいちばん高い湯になります。
日帰りで使える浴室は男女別です。持ち込みについての決まりがいくつかあるため、訪れる前に公式サイトの案内を読んでおいてください。
備品がそろう乗鞍の湯けむり館
乗鞍高原温泉の湯けむり館は、内風呂と露天風呂が男女それぞれ一つずつの施設です。営業は9時30分から21時まで、最終受付は20時となっています。
ボディソープとリンスインシャンプーが備え付けで、ドライヤーもあります。山の湯でありながら手ぶらで立ち寄れるのはありがたい点でした。
入浴料は大人800円、定休日は火曜日です。タオルは売店で購入できます。
時間帯で選ぶ松本の日帰り温泉

10か所を回ってわかったのは、営業時間の違いが、そのまま使い方の違いになるということでした。朝に強い湯、昼しか開かない湯、夜遅くまで開く湯。行きたい時間から逆算すれば、行き先は自然に絞られます。ここでは時間帯ごとに入れる湯を整理しておきます。出かける前の確認にお使いください。山の湯と市街地の湯を組み合わせるときの目安にもなるはずです。季節によって時間が変わる湯もあるため、最終的には公式情報で確かめてください。
朝に入れる湯
早朝に入れるのは美ヶ原温泉の白糸の湯です。4月から9月は6時30分、10月から3月は7時に開きます。
それに続くのが9時開館の枇杷の湯と林檎の湯屋おぶ〜です。出勤前に入るなら白糸の湯が唯一の選択肢になるでしょう。
昼だけ開く湯
泡の湯の日帰り入浴は10時30分から13時30分までです。白骨温泉の公共野天風呂も、平日は16時に閉まります。
- 泡の湯は13時30分まで
- 白骨の公共野天風呂は平日16時まで
- 扉温泉の桧の湯は19時まで
山の湯は昼に狙うのが基本です。市街地の湯は夜に回せるので、午前から昼は山、夜は市街地という順番が組みやすいでしょう。
夜遅くまで入れる湯
深夜0時まで開いているのはホットプラザ浅間と湯の華銭湯 瑞祥です。林檎の湯屋おぶ〜も23時まで営業しています。
仕事帰りに寄るなら、この三つが候補になるでしょう。いずれも市街地から近い場所にあります。
松本の日帰り温泉のよくある質問

最後に、松本の日帰り温泉についてよく聞かれることをまとめます。施設が多いぶん、休館日や季節営業を見落としやすいのがこの地域の注意点です。持ち物や移動手段、宿泊との使い分けについても触れておきました。いずれも10か所を実際に回るなかで気づいたことが中心です。気になる項目だけ拾って読んでいただいて構いません。
一日で何湯めぐれるか
市街地の湯だけなら三湯ほどは回れます。浅間温泉の中にはホットプラザ浅間と枇杷の湯があり、移動も短く済みます。
ただし白骨や乗鞍を含めるなら二湯までに抑えるのが無難です。市街地から山まで片道1時間ほどかかるためです。
タオルを持たずに行けるか
湯けむり館はシャンプー類が備え付けで、タオルも売店で買えます。林檎の湯屋おぶ〜ではタオルセットを400円で借りられます。
一方で桧の湯はシャンプーと石けんの備え付けがありません。一枚のタオルと小さな洗面用具を持っておくと、どこへ行っても困らないでしょう。
定休日が重なりやすい曜日
火曜日はホットプラザ浅間と湯けむり館が休みです。第1と第3の火曜は白糸の湯、第3火曜は瑞祥も休館になります。
- 月曜は枇杷の湯と竜島温泉
- 火曜はホットプラザ浅間と湯けむり館
- 第1と第3火曜は白糸の湯も休み
- 木曜は白骨の公共野天風呂
火曜はもっとも休みが重なる曜日なので、湯めぐりには向きません。
車がない場合の移動手段
浅間温泉へは松本駅からバスで向かえます。市街地の湯は公共交通でも回りやすいでしょう。
白骨温泉へは新島々駅からバスで60分ほどかかります。山の湯へはバスの本数が限られるため、時刻を先に調べてください。
冬に入れない湯はどれか
白骨温泉の公共野天風呂は、2026年は11月25日から冬季閉鎖に入ります。春の開業は4月下旬です。
それ以外の施設は冬も営業していますが、山の湯へ向かう道は雪で状況が変わります。冬用タイヤと道路情報の確認は欠かせません。
宿泊と日帰りのどちらがよいか
湯だけを楽しみたいなら日帰りで十分です。松本は日帰り施設がこれだけそろっています。
白骨や乗鞍まで足を延ばすなら、一泊して翌朝に山の湯へ向かうのも一つの手です。宿選びについては、松本のひとり温泉と気まずくない宿の選び方をまとめた記事を参考にしてください。
まとめ

松本の日帰り温泉は、朝6時半から深夜0時まで、時間帯を選ばずに入れるのが最大の魅力です。市街地の湯と山の湯を組み合わせれば、一日を湯だけで過ごすこともできます。
- 朝湯なら美ヶ原の白糸の湯
- 夜遅くならホットプラザ浅間と瑞祥
- 安さなら白糸の湯と桧の湯の400円
- 山の湯は昼に狙う
- 火曜は休館が重なりやすい
迷ったら、まず朝の白糸の湯に入ってみてください。400円で一日を湯から始められるのは、松本ならではの贅沢です。夜はホットプラザ浅間で締めれば、朝と夜の両方を楽しめます。

朝と夜で湯を使い分けてみます。

休日には白骨や乗鞍の山の湯まで足を延ばしてみてください。
松本に泊まるなら松本のひとり温泉と気まずくない宿の選び方を、峠を越えて足を延ばすなら奥飛騨の寸志で入る野天風呂もあわせてご覧ください。
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