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【松本から2時間】奥飛騨温泉郷の寸志で入る野天風呂5選

松本のひとり温泉で気まずくない宿の選び方を解説するアイキャッチ画像 温泉

信州の温泉を巡っていると、県境の向こうが気になってきます。松本から安房トンネルを抜ければ、二時間ほどで奥飛騨温泉郷に着きます。そこには信州ではあまり見かけない、寸志で入る野天風呂が待っていました。

奥飛騨の日帰り温泉の特徴
  • 寸志300円程度で入れる野天風呂
  • 洗い場のない浸かるだけの湯
  • 水着で入る川沿いの露天
  • 設備の整った施設も選べる
読者
読者

寸志というのは、いくら払えばよいのですか。

筆者
筆者

300円程度が目安です。料金箱に自分で入れる形になります。

奥飛騨には寸志で入れる野天風呂がいくつも残っています。洗い場もシャワーもなく、ただ湯につかるだけ。設備を求める人には物足りませんが、湯そのものを味わうには十分でした。

この記事では実際に入った六つの湯を紹介します。料金と営業時間はすべて公式情報で確認しました。信州からの行き方や、寸志の湯ならではの注意点もまとめてあります。はじめて奥飛騨を訪れる方でも、この順に読めば戸惑いません。

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奥飛騨が信州から行きやすい理由

松本から奥飛騨温泉郷への行きやすさを示すバナー画像

奥飛騨温泉郷は岐阜県高山市にあり、行政上は信州ではありません。それでも当サイトで取り上げるのは、松本から車でおよそ二時間という近さがあるからです。安房トンネルを抜ければ、乗鞍のすぐ向こう側にあたります。信州の温泉を巡っている人にとっては、地続きの延長線上にある土地でしょう。まずはこの地域が信州から訪れやすい理由を三つ挙げておきます。読み終えるころには、次の休みの行き先が決まっているはずです。

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安房トンネルで松本から2時間

松本市街から国道158号を西へ進み、安房トンネルを抜けると岐阜県に入ります。所要時間はおよそ二時間です。

県境を越えるとはいえ、信州の山あいの温泉へ行くのと変わらない感覚で向かえます。上高地や乗鞍へ行くのと同じ道筋です。

冬季は道路状況が変わるため、事前の確認が欠かせません。特に安房峠道路の通行止め情報は見ておいてください。

寸志で入れる野天風呂の多さ

奥飛騨の特徴は、寸志で入れる野天風呂が今も残っていることです。料金箱に自分でお金を入れる形式になります。

信州にも共同浴場はありますが、屋外の露天が寸志で開放されている例はそう多くありません。これは奥飛騨ならではの文化と言えるでしょう。

そのぶん設備は簡素です。洗い場もシャワーもない湯がほとんどでした。湯につかることだけを目的に訪れる場所です。

乗鞍から足を延ばせる距離

当サイトで紹介した乗鞍高原からは、峠を挟んで反対側にあたります。安曇野や松本の温泉と組み合わせる行程も立てられます。

信州の湯を巡ったついでに寄れる距離なので、旅程に無理なく組み込めるはずです。

寸志で入る三つの野天風呂

寸志で入れる奥飛騨の三つの野天風呂を紹介するバナー画像

奥飛騨を象徴するのが、寸志で入れる野天風呂です。いずれも料金は300円程度で、料金箱に自分で入れる形式になっています。洗い場はなく、かけ湯をしてから湯船に入るのが決まりです。ここでは実際に入った三つを紹介します。営業時間や条件が施設ごとに違うため、そこだけ先に押さえておいてください。特に新穂高の湯は水着が必要になります。どれも素朴な湯ですが、そのぶん湯そのものと向き合えました。

朝6時から入れる平湯の湯

平湯民俗館の敷地内にあるのが平湯の湯です。所在地は高山市奥飛騨温泉郷平湯で、営業は朝6時から夜9時までとなっています。

特筆すべきは朝6時という開始の早さです。冬期は8時からに変わりますが、それでも早い部類でしょう。

湯は茶褐色で、ぬくとまり湯と呼ばれています。泉質は単純温泉です。合掌造りの建物には畳と囲炉裏があり、湯上がりに休めます。

平湯の湯の基本情報
  • 料金は寸志300円程度
  • 営業は6時から21時
  • 冬期は8時から21時
  • 定休は不定休
  • 露天風呂は男女各1つ

無休で開く栃尾の荒神の湯

栃尾温泉にある荒神の湯は、蒲田川のほとりにある露天風呂です。営業は朝8時から夜10時まで、しかも無休で開いています。

ただし月曜と水曜と金曜は清掃のため正午からの営業になります。この曜日に午前中訪れても入れません。

料金は寸志300円程度、泉質は単純温泉です。こちらも洗い場はないため、かけ湯をしてから入ります。

水着で入る新穂高の湯

新穂高の湯は、この記事のなかで最も条件が特殊です。入浴には水着の着用が必要と公式に明記されています。

営業は4月下旬から10月30日までの季節営業で、時間は朝8時から夕方6時まで。夜間の防犯対策で18時までに変更されています。

川の水が差し込むためぬるめの湯になり、増水時は休業することもあります。水着を忘れると入れないので、準備してから向かってください。

設備が整うひらゆの森

源泉かけ流しのひらゆの森を紹介するバナー画像

寸志の野天風呂ばかりでは物足りない日もあります。そういうときに向かうのがひらゆの森です。日帰り入浴は大人700円で、源泉かけ流しの湯に入れます。営業は午前10時から午後9時まで、最終受付は20時30分です。設備が整っているため、しっかり体を洗ってから湯につかりたい日に適しています。野天風呂とは対照的な選択肢として押さえておいてください。湯めぐりの締めに使うと、一日の流れがきれいにまとまります。

大人700円で源泉かけ流し

日帰り入浴の料金は大人700円、小人500円です。小人は3歳から小学6年生までとなっています。

公式サイトには源泉かけ流しと明記されています。寸志の湯より高いとはいえ、700円は十分に手ごろな価格でしょう。

夜9時まで入れる長さ

営業は午前10時から午後9時まで、最終受付は午後8時30分です。夜遅くまで開いているため、一日の締めに使えます。

寸志の野天風呂を回ったあと、最後にここで体を洗って締めるという組み立てが現実的でした。

貸切風呂は電話予約なし

貸切風呂は1組45分で3000円、利用できるのは12時から15時までです。受付は14時15分までとなっています。

注意したいのは電話予約を受け付けていない点です。当日現地で申し込む形になるため、確実に使いたいなら早めに向かってください。

定休日は不定休で、公式サイトのお知らせ欄で告知されます。訪れる前に確認しておくと安心できます。

登山者に人気のひがくの湯

登山者食堂を併設するひがくの湯を紹介するバナー画像

新穂高の中尾地区にあるのが、ひがくの湯と登山者食堂です。露天風呂が男女それぞれ3つずつあり、女性専用の内風呂も備わっています。入浴料は大人950円と、この記事では最も高い設定になります。名前のとおり登山者向けの食堂を併設しており、館内の鉄道ジオラマも人気です。ただし冬期は休業するため、訪れる時期を選びます。設備も食事も整っているので、一か所でゆっくり過ごしたい日に向いた一軒でした。湯だけを目的にしない過ごし方ができます。

露天が男女各3つ

露天風呂は男女それぞれ3つずつ用意されています。泉質は単純温泉です。

女性専用の内風呂も完備されており、寸志の野天風呂に抵抗がある方でも入りやすい構成になっています。

登山者食堂と鉄道ジオラマ

施設名にもあるとおり、登山者向けの食堂が併設されています。メニューも豊富で、湯上がりに食事を済ませられるでしょう。

館内には鉄道ジオラマが展示されており、湯以外の目的でも時間を潰せます。一人で長く滞在しても退屈しません。

冬期は休業する季節営業

営業期間は4月から12月中旬までです。冬期は休業となります。営業時間は9時から20時までで、季節により変動します。

最終受付は営業終了の1時間前です。新穂高の湯と同じく、冬には入れない湯なので、訪問時期に注意してください。

五つの湯の回り方

奥飛騨の五つの湯の回り方を示すバナー画像

五つの湯は営業条件がそれぞれ違います。時間帯と季節、そして持ち物の三つを押さえておけば失敗しません。特に寸志の湯は洗い場がないため、設備の整った施設と組み合わせる形が現実的でしょう。水着が必要な湯や、四時間しか開かない湯もあります。ここでは実際に回ってみて落ち着いた組み立て方を紹介します。無理のない範囲で計画を立ててください。欲張らないほうが結果的に満足度は高くなります。

寸志の湯には小銭を用意

寸志の湯では料金箱に自分でお金を入れる形式です。釣り銭は出ないため、小銭を用意しておく必要があります。

百円玉を数枚持っていくと安心です。三か所を回るなら千円分ほどあれば足りるでしょう。

洗い場のない湯への備え

平湯の湯と荒神の湯には洗い場がありません。体を洗いたいなら、ひらゆの森やひがくの湯を組み合わせてください。

タオルも各自で持参が基本になります。野天風呂だけを回る日は、タオルと小銭さえあれば足ります。

季節で変わる選択肢

新穂高の湯は4月下旬から10月末まで、ひがくの湯は4月から12月中旬までの営業です。冬に訪れると、この二つは選べません。

冬でも入れる湯
  • 平湯の湯は冬期8時から
  • 荒神の湯は無休
  • ひらゆの森は不定休

冬に訪れるなら平湯の湯と荒神の湯とひらゆの森の三つが軸になります。道路状況の確認も忘れないでください。

奥飛騨の日帰り温泉のよくある質問

奥飛騨の日帰り温泉のよくある質問をまとめたバナー画像

最後に、奥飛騨の日帰り温泉についてよく聞かれることをまとめます。寸志の湯は信州ではあまり見かけない形式なので、戸惑う方もいるはずです。金額の目安や、洗い場がない湯での過ごし方について触れておきました。水着が必要な湯や、冬に入れる湯についても整理してあります。気になる項目だけ拾って読んでいただいて構いません。

寸志とはいくら払えばよいか

公式の案内では300円程度が目安とされています。料金箱に自分で入れる形式です。

釣り銭は出ないため、小銭を用意しておいてください。維持管理のための費用なので、目安どおり納めるのが礼儀でしょう。

水着が必要な湯はどれか

新穂高の湯だけが水着着用を求めています。公式サイトに明記されています。

他の五つは通常の入浴と同じです。新穂高の湯へ向かう日は、忘れずに水着を持参してください。簡易の湯あみ着を購入できる施設もあります。

洗い場がない湯での過ごし方

平湯の湯と荒神の湯には洗い場がありません。かけ湯をしてから湯船に入るのが決まりです。

体を洗いたいならひらゆの森かひがくの湯を組み合わせてください。野天風呂で温まり、設備の整った施設で締めるのが現実的な流れでした。

松本からの行き方

松本市街から国道158号を西へ進み、安房トンネルを抜けます。車でおよそ二時間の距離です。

上高地や乗鞍へ向かうのと同じ道筋になります。冬季は道路状況が変わるため、出発前に通行情報を確認してください。

冬に入れる湯はどれか

新穂高の湯とひがくの湯は冬期休業です。この二つは冬には入れません。

冬でも開いているのは平湯の湯と荒神の湯とひらゆの森の三つです。平湯の湯は冬期のみ8時開始に変わります。

一日で何湯めぐれるか

寸志の湯は滞在時間が短くて済むため、三湯ほど回れます。洗い場がないぶん、出入りが早いのです。

ただしひがくの湯やひらゆの森は滞在時間が長くなりがちです。設備の整った施設を含めるなら、二湯までに抑えるとよいでしょう。

福地温泉の石動の湯は入れるか

入れません。福地温泉観光協会の公式サイトで閉業が告知されています。かつては昔ばなしの里の中にあり、300円で入れる単純硫黄泉の湯でした。

告知では体制を見直し営業を再開できるよう進めるとも記されています。再開の可能性は残されていますが、現時点では入浴できません。

なお福地温泉の足湯は令和8年4月6日から再開しています。こちらは福地温泉に宿泊する方の利用が対象です。

まとめ

奥飛騨温泉郷の野天風呂5選のまとめを示すバナー画像

奥飛騨温泉郷は、寸志で入れる野天風呂が今も残る土地でした。松本から二時間という近さもあり、信州の湯めぐりの延長として訪れる価値があります。

この記事の振り返り
  • 寸志の目安は300円程度で小銭が必要
  • 平湯の湯は朝6時から入れる
  • 荒神の湯は無休だが月水金は正午から
  • 新穂高の湯は水着着用で季節営業
  • ひがくの湯は冬期休業

初めてなら、まず平湯の湯を選んでください。朝6時から開いており、松本を早く出れば午前中に入れます。料金箱に300円を入れて湯につかるだけという素朴さが、この土地の魅力です。

読者
読者

小銭を用意して行ってみます。

筆者
筆者

体を洗いたくなったら、最後にひらゆの森へ寄るとよいでしょう。

当サイトでは信州の温泉を一人で歩いた記録を紹介しています。峠を越える前に信州側で湯を楽しむなら安曇野のひとり温泉5湯を、松本に泊まるなら松本のひとり温泉と気まずくない宿の選び方もあわせてご覧ください。

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